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    ただ 君は

    • 2011.12.15 Thursday
    • 00:10


    僕だけが知っていた
    うちに眠る情動も激昂も
    何もかもに蓋をして
    形作った皮を張り付けた
    呆れるほどに
    こびりついて離れなくなる

    この顔が僕の真実だって
    誰もが信じていただろう
    誰も疑いやしなかったんだ


    僕だけが知らなかった
    君に眠る沈静なる惑いも
    何もかもに封をして
    目前に垂れる糸を千切った
    呆れるほどに
    振り払うように遮っていた

    その顔が君の真実だって
    僕は信じていただろう
    君を疑いやしなかったんだ


    僕のちぎった糸の先
    君がそっと握っていたなんて
    君の向ける視線の意味なんて
    ただそこに居てくれる意味なんて
    僕は何もかもをも押し込めて
    あぁ、愚かな僕は 僕は


    僕だけが知らなかったんだ
    僕は信じていたかった
    内なる僕は僕だけのものだって
    君にさえも気付かれず
    君さえも欺ける
    そんな幻想を嘲笑って吐き捨てて

    君だけは知っていた
    君だけは信じていてくれた
    何もかも怖かったんだって
    君を知る 僕を知る
    君に見せる 僕が見る
    そのすべて何もかも 君だけは

    君だけは知っていたんだね
    何もかもわかってそこにいた
    優しく包むように美しく
    願いと祈りを繰り返して
    何も言わずにただそこに

    ただ僕を待っていた





    JUGEMテーマ:小説/詩
     

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